生理前は、腰痛や下腹部痛がつらい…。なぜおこる?原因と対処法は?

生理前はきまって腰痛や下腹部痛が…。生理前は子宮が若干大きくなり、たくさんの血液が子宮に送り込まれています。子宮周辺の血管が圧迫されて、骨盤内の血行が滞って腰痛や、腰まわりのだるさ、下腹部痛(子宮周辺の痛み)をつながることがあります。

生理前の腰痛や下腹部痛は、骨盤内の血行が悪くなることが原因

女性の骨盤内には男女ともにある直腸、膀胱、尿道の他に、子宮、卵巣、卵管が収められています。いわばすし詰め状態で、普段から余裕なスペースがない状態にあります。

書類を持っている女性

排卵から生理にかけて子宮は、少し大きくなり、またたくさん血液が子宮に送り込まれます。普段からスペースの余裕がない骨盤内では、子宮周辺の血管が圧迫され、血行が悪くなりがちに…。腰まわりの重さやだるさを感じたり、下腹部痛や腰痛につながることがあります。

こうした原因でおこる腰痛は、健康な体でもおこります。生理が始まると痛みがひいて、腰まわりの感じもすっきりします。

生理数日前の、子宮のギューッとした痛みと腰痛の原因

生理の数日前に子宮の収縮がおこって、子宮(下腹部)の痛みや腰痛につながることがあります。

考えている女性

子宮が収縮する時に、子宮がギューッと痛むことがあります。骨盤内は直腸をはじめ、多くの器官が詰まっているため、子宮に引っ張られて腰痛につながると考えられています。

ビタミンEは、生理前の腰痛や下腹部痛に効果的

ビタミンEには、血流をよくする働きがあります。生理前に子宮が大きくなることによりおこる骨盤内のうっ血からくる腰痛、腹痛、下腹部痛、「むくみ」の改善につながるといわれています。

生理直前や生理中は、プロスタグランジン(プロスタグランディン)というホルモンが多く分泌されています。プロスタグランジンは、痛みの原因になりますが、ビタミンEは、このホルモンの合成をゆるやかにする効果があります。生理直前や生理中に起こる様々な痛みを和らげる効果があると考えられています。

米国産科婦人科学会(ACOG, The American Congress of Obstetricians and Gynecologists)においても、ビタミンEは月経前症候群(PMS)の症状を軽減する可能性があるとして紹介されています。

ビタミンEを豊富に含むナッツ

ビタミンEを多く含む食品には、
魚卵(キャビア・いくら・たらこ・めんたいこ)
魚(あゆ・たい・うなぎ)
ナッツ類(アーモンド・松の実・らっかせい)
等があります。

ビタミンEをサプリやサプリメントで摂取する場合は、吸収率の高い天然型ビタミンEがおすすめ。天然のビタミンEの吸収率は、合成のビタミンの2倍高く、体内に吸収しやすいからです。

他の病気が原因で起こる腰痛

診察

上記のような原因の生理前の腰痛や下腹部痛は、体が健康な状態でもおこります。しかし子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣のう腫など女性特有の病気が原因で腰痛がおこることがあります。

痛みがだんだんひどくなる場合や、発熱、不正出血などを伴う場合は、婦人科や内科を受診をおすすめします。

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