PMS(月経前症候群)に効果があるとされるサプリメントの中でも、カルシウムと並んでエビデンス(科学的根拠)が豊富な、マグネシウム。生理前のむくみや胸の張りや胸の痛み、頭痛、便秘、気分の浮き沈みなどの症状が軽減したという研究報告があります。
PMS(月経前症候群)とマグネシウム
欧米では、カルシウムと並んで、マグネシウムがPMS(月経前症候群)の予防と症状の解消に広く用いられています。
米国産科婦人科学会(ACOG, The American Congress of Obstetricians and Gynecologists)においても、マグネシウムはPMS(月経前症候群)に効果がある可能性があるとしています。
マグネシウムは、生理前のむくみや胸の張り、胸の痛み、気分の浮き沈みなどの症状を軽減するというエビデンス(科学的根拠)があります。
またマグネシウム不足が生理前の様々な症状につながり、PMS(月経前症候群)の女性はそうでない女性に比べて、血中のマグネシウムのレベルが低い傾向があるとも指摘されています。
PMS(月経前症候群)に効果があるとするエビデンス(科学的根拠)が豊富なマグネシウム
マグネシウムを継続的に摂取することにより、PMS(月経前症候群)のむくみをはじめとする症状が緩和されたとする、イギリスで行われたランダム化偽薬対象実験の結果があります。
またPMS(月経前症候群)の女性に、1日あたり200mgのマグネシウムのサプリメントかプラセボ(偽薬)を2周期の間服用してもらった実験があります。2か月後マグネシウムを摂取した女性において、胸の張りや胸の痛みの減少、お腹や手足のむくみの減少が見られました。
マグネシウムは、頭痛にも効果あり!
イタリアで行われた臨床実験では、マグネシウムの摂取が、生理前の頭痛(偏頭痛)の予防に効果があるとの結果がでました。マグネシウムは、頭痛の緩和につながると考えられています。
マグネシウムは、体内の代謝(体内での物質の処理)に不可欠なミネラルで、脳の神経を安定させる大きな働きを持っています。また頭痛(偏頭痛)もちの人には、血中のマグネシウムが不足しているともいわれています。
マグネシウムが不足すると、脳の神経が不安定な状態になり、痛みに敏感になります。そのことが頭痛(偏頭痛)と関連があるのではないかと考えられています。
生理前におこる頭痛(偏頭痛)の詳細は、こちらのページをご覧下さい。
マグネシウムは、便秘にも効果的!
マグネシウムは腸管の働きをよくして、腸の働きを活発にします。そのため便秘の解消に効果があります。
口から摂取されたマグネシウムの25~60%は小腸で吸収され、残りは大腸で水分を吸って便を柔らかくする働きがあります。この働きを利用して、体に優しく、しかも常習性や腹痛などの副作用が少ない、便秘薬としても利用されています。
生理前の便秘は、女性ホルモンのプロゲステロンにより起こります。プロゲステロンは、排卵から生理にかけて活発に分泌されます。
プロゲステロンには、腸管の平滑筋(へいかつきん)をゆるませ、便の水分を吸収する働きがあります。つまり生理前は、腸のぜん動運動(便を押し出す力)が弱まり、便の水分が吸収されて便が固くなり、便秘になりやすい状態になっています。»生理前の便秘
マグネシウムは腸を刺激せずに、便の水分量を増やすことで自然な排便を促します。生理前には、普段の食事からのマグネシウムを心がけることに加えて、サプリメントを利用したり、便秘が辛い場合には、マグネシウムを主成分とした体にやさしい便秘薬を利用するとよいでしょう。
またマグネシウムには利尿作用があり、PMS(月経前症候群)のむくみにも有効とされています。
日本人は、マグネシウムが不足している!
マグネシウムをは、海藻類(こんぶ ひじき のり等)や豆類(ピーナッツ 納豆等)、玄米などに豊富に含まれています。
しかし日本人は、全世代で、食事からのマグネシウムが不足しています。
18歳~29歳の女性では1日あたり230mg、30歳~49歳の女性では、1日あたり240mgのマグネシウムを摂取しています。
しかしいずれも必要摂取量(18歳~29歳の女性:270mg、30歳~49歳の女:290mg)を満たしていません。
またマグネシウムは、甘いものの食べ過ぎや、ストレス、飲酒、加工食品の摂取などで消費されやすくなります。
マグネシウムをサプリで摂るなら、カルシウム一緒に♡バランスも大事っ!
マグネシウムって、
ふつうに食事しているだけだと
どうしても不足しちゃうんですよね…。
私は
納豆とか玄米を
積極的に食べつつ、
足りない分は、
サプリで補っています。
マグネシウムを
サプリで摂るなら、
マグネシウムと
カルシウムが一緒に
摂れるサプリがおすすめです。
理由は4つあります。
- マグネシウムも
カルシウムも
PMSに効果がある - マグネシウムは、
カルシウムの代謝に必要。 - 日本人女性は、
マグネシウムだけでなく、
カルシウムも不足している。 - カルシウムと
マグネシウムを一緒に摂ると
自然の精神安定剤として働く
マグネシウムと
カルシウムは、
1:2の割合がいいといわれています。
私は、
大正カルシウム& コラーゲン MBP を
飲んでいます
これ、すっごくイイです♡
生理前の頭痛や
イライラが
かなり減りました
マグネシウムと
カルシウムがベストなバランス
1:2で配合されていて、
今注目の
MBPが配合されているのも、
イイなーと♡