女性ホルモンの急激な変化に、視床下部が混乱して生理前はイライラしやすくなると考えられています。
約1ヶ月間に女性ホルモンは、急激に変化している
女性ホルモンには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があります。
これら2つの女性ホルモンは約1ヶ月の周期で、大きく変動しています。
エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌は、排卵日前に急上昇して急降下します。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は排卵後になると分泌が急激に増えて、生理が近づくにつれて徐々に減っていきます。
女性ホルモンをコントロールしている視床下部は、自律神経や感情、食欲もコントロールしている
女性ホルモンは、卵巣から分泌されますが、指令を与えているのは、脳の「視床下部」です。
視床下部は、女性ホルモンだけはなく自律神経や感情、食欲などもコントロールしています。
女性ホルモンの大きな変動で視床下部が混乱して、生理前のイライラにつながる
大きく変化する女性ホルモンに視床下部が混乱して、感情や自律神経にも影響が出て、生理前のイライラにつながっていると考えられています。